Bandicamで[キャプチャー開始]の操作を行ったときに「オーディオキャプチャーに失敗しました」というエラーメッセージが表示される場合、サウンドカードのドライバーが正しくインストールされていない場合や、サウンドデバイスが正常に動作する設定になっていないために音声をキャプチャーできないなど、いくつかの原因が考えられます。下記をひとつずつご確認ください。
音声の録音が不要な方は、音声キャプチャーを無効にする方法をご覧ください。
デスクトップPCで音が聞こえるようにするには、スピーカー内蔵のディスプレイまたはスピーカー、あるいはパソコンに正しく接続されたヘッドホンやイヤホンなどが必要です。Windowsのサウンド設定画面を開き、スピーカーのケーブルまたはヘッドホンやイヤホンがPCにきちんと接続されているか、スピーカーの電源が入っているか確認します。
対処法: 正しく接続されていない場合やスピーカーの電源が入っていない場合は、[接続されていません]と表示されます。スピーカーのケーブル(ミニピンジャック)を接続する黄緑色のスピーカー端子は通常PCの背面に、ヘッドホンを接続する端子は通常PCの前面にあります。USB接続のスピーカーやヘッドホンもあります。
正しく接続されている場合は、[無効]、[準備完了]、[既定のデバイス]のいずれかの表示になります。
※主にタブレットPCなどで光デジタルケーブル方式の場合(サウンドデバイス名に「WDM」が含まれる場合)は、Windowsのシステムを通さずに音声を出力するため、Bandicamで録音することができません。その場合はUSBポートやオーディオ端子に接続できるスピーカーを準備してから録画を実行してください。
Bandicamで正しく録音(オーディオキャプチャー)を行うために、下記のいずれかの設定が適用されている必要があります。通常は一つ目の設定を推奨しておりますが、解決しない場合は二つ目の設定で録音をお試しください。
他のプログラムやアプリケーションがオーディオデバイス(マイクやWebカメラなど)を使用している場合、Bandicamでそのデバイスを使用することができずに、音声キャプチャーに失敗する原因となることがあります。
画面録画モードでは正常に録画でき、ゲーム録画モードで録画しようとすると毎回「オーディオキャプチャーに失敗しました」というエラーメッセージが表示される場合で、下記のプログラムが実行されている場合はこれに該当します。
カスペルスキーのセキュリティソフトによって、マイクへのアクセスが制限され、Bandicamのオーディオキャプチャー機能が使用できなくなっている場合があります。
対処法: カスペルスキー(Kaspersky)のセキュリティソフト内の設定で、Bandicamを[信頼済み]のアプリケーションに設定し、Bandicamからマイクへのアクセスを許可することで問題が解決します。
サウンドカードドライバーが正しくインストールされていないか、サウンドカードドライバーが正常に動作しないことが原因で音声が録音できないときに、このエラーメッセージが表示されることがあります。
対処法: ハードウェアメーカーが提供するサウンドカードドライバーを正しくインストールすることで問題が解決します。
Windows 10、8、7、Vistaで互換モードにチェックが入っていると、オーディオをキャプチャーできない場合があります。
Bandicamのアイコンを右クリックして[プロパティ]を選択し、[互換性]タブで[互換モードでこのプログラムを実行する:]のチェックを外し、管理者としてBandicamを起動してから再度キャプチャーを行います。
- [ビデオ]>[詳細設定]>[音声]タブで[音声をキャプチャーする]のチェックを外すと、「オーディオキャプチャーに失敗しました」というエラーメッセージが表示されることなく、PC画面を正常にキャプチャーできます。
Windows XPでは音声のキャプチャーにステレオミキサーの設定が必要ですが、Windows VistaやWindows 7ではステレオミキサーなしでもキャプチャーできます。
Windows XPでどうしてもオーディオキャプチャーができない場合、Windows Vista以降のOSにアップグレードすることで、「オーディオキャプチャーに失敗しました。」というエラーメッセージが表示される状態がほぼ解決します。