身近なもので言うと、洋画のDVDを再生中に、英語、日本語の音声を選択できるのは、動画ファイルのデータとしてオーディオトラックが2つに分かれていて、ひとつに日本語、もうひとつに英語の音声が収録されているということです。
Bandicamで追加オーディオデバイスを有効にした場合、[2つのオーディオデバイスの音声をひとつのトラックにミックスする]オプションが自動的に有効になります。録画後に基本オーディオデバイスからの音源と追加オーディオデバイスからの音源を同時に再生するためには、このままご利用ください。
[2つのオーディオデバイスの音声をひとつのトラックにミックスする]オプションを手動で解除する(チェックを外す)場合、動画ファイルには2つの音声トラックが記録されます。通常トラック1に基本オーディオデバイスの音声、トラック2に追加オーディオデバイスの音声がそれぞれ分かれて収録されます。このオプションを使用した場合でも、基本オーディオデバイスのスピーカーとマイクの音はひとつのトラックに収録されます。
動画編集ソフトで音声を別に編集したい場合など音声を分離して保存しておきたい事情がある場合はチェックを外して録画することができますが、録画後の動画の再生には注意が必要です。
Bandicutを使うと、2つのオーディオトラックを持つ動画から、不要のオーディオトラックを排除し、1つのオーディオトラックのみ選択して保存できます。