Bandicamの[オーディオ]タブでは、[録音モード]使用時のオーディオキャプチャーとフォーマットの設定をします。[オーディオ]タブは[録音モード]選択時にのみ表示されます。
- 開始・停止:キャプチャーの開始と終了に使用するホットキーを指定できます。
- [F12]を押すとキャプチャーが始まり、[F12]をもう一回押すとキャプチャーが終了するように設定します。
- 一時停止:キャプチャーの[一時停止]機能をホットキーで操作するかどうかの設定です。
- 詳細設定:キャプチャー詳細設定画面を開き、スピーカーやマイクの詳細設定をします。
- ファイル形式:キャプチャーする音声ファイルのファイル形式を確認できます。
- オーディオ:キャプチャーする音声ファイルのオーディオコーデックを確認できます。
- 設定:オーディオのフォーマット設定画面を開き、ファイル形式、オーディオのチャンネル数、サンプルレート、ビットレートを設定できます。
キャプチャー詳細設定 > 音声
- スピーカー:表示された選択可能なサウンドデバイスの中から、録音対象のスピーカーを選択します。通常は[(既定の出力デバイス)]を選択します。
- マイク:表示された選択可能なサウンドデバイスの中から、録音対象のマイクを選択します。PCサウンドのみ録音し、マイクの音声は録音しない場合は、[使用しない]を選択します。マイク音声を録音する場合は[(既定の入力デバイス)]か使用中のマイクを直接選択します。スライダーを動かすとマイクの録音音量を調整できます。また、マイク音声を強制的にモノラルに変換して録音することもできます。
- 設定:クリックすると、Windowsサウンドの設定画面を開きます。
- フィルター:クリックすると、モノラル変換オプションとノイズ除去オプションが使用できます。
[オーディオ]タブの[設定]ボタンをクリックすると、Bandicamの録音モードでのオーディオ設定を確認、変更できます。
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ファイル
- MP3:MPEG-1 L3のことで、最も一般的なオーディオフォーマットです。
- WAV:圧縮せずにそのまま保存するため音質の劣化がありません。
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チャンネル
- ステレオ:ステレオは複数のスピーカーからそれぞれ異なる音を出す音響再生方式で、一般的にほとんどのソフトウェアで使われています。
- モノラル:モノラルは音を1つにまとめて出す音響再生方式です。
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サンプルレート(周波数)
サンプルレートの数値が高いほど高音質になります。22050、24000、32000、44100、48000の中から選択します。
- 22,050 Hz:低品質のPCMやMPEGオーディオに使われます。
- 32,000 Hz:一般的なテレビ音声に使われます。
- 44,100 Hz:オーディオCDやMPEG-1オーディオ(VCD、SVCD、MP3)に使われます。
- 48,000 Hz:専門的なデジタル映像機器に使用される標準オーディオサンプルレートです。
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ビットレート(kbps)
ビットレート(1秒あたりの処理ビット数)を設定します。ビットレートが高ければ高いほど、音質はよくなりますがファイルサイズが大きくなります。
- 32 kps:AMラジオの品質
- 96 kbps:FMラジオの品質
- 192 kbps:デジタルオーディオ放送の品質(MP3)
- 224~320 kbps:CDの品質