Bandicamのリアルタイム描画機能を活用すると、Bandicamの画面録画モードのフルスクリーンキャプチャー機能や指定した領域キャプチャー機能を使ってWindows画面録画中にペンや鉛筆、蛍光ペンを使って瞬時に書き込みを行うことができます。
例えば、矢印や四角形、円形を使って注目ポイントを強調したり、ナンバリングで順番を示したり、文字入力で詳細な説明を追加することが可能です。この機能は特にオンライン講義やプレゼンテーション動画、操作手順を説明するチュートリアル動画で活躍します。リモート会議では、メモを取りながら重要なポイントをリアルタイムで共有でき、視聴者が内容をより理解しやすくなります。
最新バージョンのBandicam 2025にはホワイトボード(白背景)オプションが追加され、より効率的に書き込みが可能です。
リアルタイム描画機能の使い方[基本]
- Bandicamを起動します。
- 画面録画モードを選択します。
- 指定した領域キャプチャーの場合は、範囲指定枠ウィンドウの鉛筆アイコンをクリックします。
フルスクリーンキャプチャーの場合は、操作パネルの鉛筆アイコンをクリックします。
- 描画ツールのパネルから、使用したいツールを選択し、録画範囲の中でマウスポインタを移動させて図形を描いたり、線を引いたりします。
ホワイトボードに描画する方法(板書機能)
画面録画中にホワイトボードアイコンをクリックすると、白背景(ホワイトボード)の上に描画できます。ホワイトボードアイコンを再度クリックすると終了します。
リアルタイム描画機能活用のヒント
- Shiftキーを押したまま、直線、矢印、四角形、円形のアイコンをクリックすると、それぞれ垂直・水平線、垂直・水平の矢印、正方形、正円を描画できます。
- ナンバリングを使用中に色を変えると、番号がリセットされ、変更後の色で1から再開します。
- リアルタイム描画機能を使用中にマウス操作を行いたい場合は、右上の左上に向いた矢印のアイコンをクリックすると、マウスによる操作が可能となります。また、Escを押すと描画した内容をすべて消去し、マウスによる操作が可能となります。
- ごみ箱アイコンをクリック、消しゴムアイコンをダブルクリック、Delキーをクリックのいずれかの操作によって、画面上の描画内容を一括で削除できます。
- 色選択、太さ:ペン、蛍光ペン、直線、矢印、四角形、円形、ナンバリング、テキスト入力の色とサイズを設定できます。
- リアルタイム描画機能は、キャプチャー待機中やキャプチャー一時停止中にも使用できます。チュートリアル動画を作成する際などに最初に必要事項を記入した状態から録画を始められます。
リアルタイム描画機能で使えるショートカットキー
- 描画内容をすべて消去 : Del
- 描画内容をすべて消去し、描画機能を終了 : Esc
- リアルタイム描画機能ツール表示・非表示 : Ctrl+Alt+D
- カーソル(リアルタイム描画無効) : Ctrl+Alt+1
- ペン : Ctrl+Alt+2
- 蛍光ペン : Ctrl+Alt+3
- 直線 : Ctrl+Alt+4
- 矢印 : Ctrl+Alt+5
- 四角形 : Ctrl+Alt+6
- ナンバリング : Ctrl+Alt+7
- テキスト : Ctrl+Alt+8
- 消しゴム : Ctrl+Alt+9
- 元に戻す : Ctrl+Z
- やり直し : Ctrl+Y
- 正方形、正円、垂直線・水平線を引く : Shiftを押しながら図形や線を描画