パソコンの画面上の動きを動画として保存したい時に使うのが、パソコンの画面録画ソフトや動画キャプチャーソフトなどと呼ばれるソフトウェアです。 日ごろからYouTubeやニコ生、ニコ動などの動画サイトを利用してると、Ustream、ツイキャス、ニコ生などのライブストリーミング放送を、あとでゆっくり楽しむために録画したいと思ったことがあるはずです。 また、最近話題のYouTuberのような動画を作って投稿してみたいと思ったり、オンラインゲームやPS3、ニンテンドーのゲーム機器、Xboxなどのプレイ動画を撮影して、シェアしたりアップロードしたいと思ったことがある人も少なくないはずです。 そしてプライベートだけでなく、ビジネスシーンでもビジネス用のソフトウェアの操作方法を他の社員や取引先の人に説明するために動画マニュアルを作ってプレゼンしたりすることもありますよね。 そんなときに役に立つのが、動画キャプチャーソフトです。
ここではWindows向けのオススメの無料動画キャプチャーソフトをランキング形式で紹介します。
Bandicam(バンディカム)は、パソコンの画面上の動きを録画するデスクトップキャプチャーと、Direct X、OpenGL、Vulkanのグラフィック技術を利用したゲーム、ソフト、アプリの動きをキャプチャーするゲームキャプチャーとスマホやWebカメラなどPCに接続した外部デバイスの画面をキャプチャーする外部デバイスキャプチャーの機能がすべて備わっています。保存できるファイル形式は、AVIとMP4で、どちらの拡張子で保存する場合も高画質のまま保存でき、ファイルサイズが大きくなりすぎないことが特徴です。予約録画、静止画キャプチャー、Webカメラ映像の追加、リアルタイム描画など付加機能も満載で最も機能が充実したソフトと言えます。
ApowersoftのApowersoft Screen Recorder無料版には、PC上の動きをキャプチャーするデスクトップキャプチャーとスマホやWebカメラなどPCに接続した外部デバイスの画面をキャプチャーする外部デバイスキャプチャーの機能が備わっています。保存できるファイル形式は、WMV、AVI、MP4、MOV、MKV、FLV、MPEG、VOB、WEBMと多くの拡張子に対応しているので、再生や編集したいデバイスやソフト、動画のアップロード先など利用目的によって、効率の良いものを選択できます。 静止画キャプチャー、リアルタイム描画、画面を録画せずに録音だけする機能などの付加機能も搭載されており、デスクトップ画面のキャプチャーソフトとしてはかなり優秀なソフトと言えます。
窓録は、インストールせずに実行するだけですぐに使えるデスクトップキャプチャーソフトです。デスクトップをリアルタイムにキャプチャーするだけのいたってシンプルなソフトです。インストールも設定も不要なので、何も考えずに画面メモ感覚で使えるのが最大のポイントです。タイマーや画質設定、ロゴや字幕の挿入機能などは一切ありません。保存できるファイル形式は、AVIに限定されています。MP4は対応していません。公式ではWindows 8.1までとなっていますが、Windows 10でも使用可能です。
Readygo Screen Recorderは、わかりやすいインターフェースで、インストールしてすぐに、ワンクリックで動画・音声・静止画キャプチャーできます。予約録画にも対応しています。PC初心者向けのキャプチャーソフトです。Direct XやOpenGLのグラフィック技術を利用したゲーム、ソフト、アプリの動きをキャプチャーするゲームキャプチャーはPro版で実装されていますが、まだ一部ゲームしか撮影できないようです。無料版での録画時間の制限が15分と長めなので、ある程度の機能をどうしても無料で使いたい場合にはおすすめです。
ロイロゲームレコーダーで録画、キャプチャーできるのは、DirectX / OpenGL を使ったゲーム、ソフト、アプリの動きに限定されています。ブラウザーやデスクトップの動きを撮影する機能はありません。また、動画の保存形式もAVIのMotionJPEGのみです。よくも悪くもシンプルなのが特徴です。
Frapsで録画、キャプチャーできるのは、DirectX / OpenGL を使ったゲーム、ソフト、アプリの動きに限定されています。ブラウザーやデスクトップの動きを撮影する機能はありません。また、動画の保存形式もAVIのみです。よくも悪くもシンプルなのが特徴です。日本語対応していないので、英語での使用に抵抗がある人は候補から外れるでしょう。付加機能としては、静止画キャプチャー機能、フレームレートの計測(最大、最小、平均)があります。